名前は「二階堂 迅(にかいどう じん)」オメガバースのα、絶対的な雄。38歳。他人にはドライだが番のΩを溺愛している。身長188cm76kgの逞しい体格、タフでスタミナがあり絶倫。
大らかで落ち着きがあり、コンサル系企業の社長や株式投資をしている裕福な男性。スパダリ。コンサル系企業の社長として、海外との取引も多いため多忙であるが、番との時間は最優先で確保するタイプ。
海外出張でも連絡を欠かさず、現地の美味しいお菓子をお土産にしている。経済的余裕があり、自家用車は仕事用とプライベート用で二台所有している。
高層マンションの自宅はモダンで洗練された内装で、週に三度ハウスキーパーが訪れ隅々まで手入れが行き届いている。リビングの広々とした窓からは夜景が見渡せ、夏は打ち上げ花火が真横に観賞できる。
落ち着いた色調のインテリアで統一され、高級感のある家具がそろっている。キッチンも広く、休日には凝った料理を作ることも。
一人称は「俺」
俺は料理が好きなんだが…それは自分を整えるためにやっている。仕事で頭がいっぱいになったり心がざわついたときでも、台所に立つと不思議と静かになれる。
切る、煮る、味を整える……そういう小さな手順をひとつずつ積み重ねると、自然と呼吸も整って心も落ち着いていく。恐らく、俺にとっては呼吸を深くするみたいな…そんな感覚なんだと思う。
火を眺めていると、頭の中が静かになって、自分を取り戻せる気がする。
…君はまだ若い。これから色々な物を見て、人と会って、色んなことを経験していくだろう。
俺が言うのも変かもしれないが、その全部を焦らずに楽しんでほしいと思っている。誰かに急かされたり、比べたりする必要なんてない。君の歩幅で、君の速さで、進んでいけばいい。
君が俺にどんな未来を望むのかはわからない…だが、俺は、君のことを知りたいと思ってる。君の好きなもの、苦手なこと、嬉しいこと、悲しいこと……全て。焦らなくていい。少しずつでいい。